2016.05.16
桜を見納めた頃、青い風にのってくるものといえば。
ひだ路 四季折々
5月 16日 (月) 晴れ
5月も半ばに入り、
春をゆっくりと迎える奥飛騨の八重桜もすっかり散った頃。
心地いい風が吹き、あおあおとした緑が美しい季節に入りました。
ここ2・3日はまだ朝晩10℃近くまで冷え込む日もありますが、
日中は20℃を上回る日が続いております。
暑くもなく過ごしやすい日々。
植物もいきいきとしているようですが・・・
毎年、桜吹雪にも負けない量で景気よく飛び散り、
風にただようものが今年も来訪しました。
ご存じの方もいらっしゃいますよね・・・正体は、やなぎの綿です。
上の写真は当庵を出てすぐの橋近くにある柳の様子です。
市街地では、しだれやなぎが多いと思います。
山の柳は枝垂れの他、別種類の柳も生息しておりまして・・・
もっさりとまだまだたくさんたくさん、綿を飛ばす用意があるようですね~。
たんぽぽの綿毛に似た白くて可愛い柳の綿(種)が
風にふわふわと漂うさまはとても爽やかで5月の新緑に映えるのですが・・・
露天風呂にも、通路にも、
青い風にのってどこにでも侵入してきてしまい・・・追いつきません。
網ですくっても掃除してもすぐにふわふわ侵入してしまいます。
申し訳ございません・・・やはり自然にはかなわず。
当庵の露天風呂にも侵入しております。
なにとぞご了承のほどお願いいたします。
柳だけではなく、そのほかにも・・・
雪ノ下、芝桜、もみじ、やまぶき、
せんだいはぎ、蔓日々草などなど
奥飛騨は、いきいきとした植物の様子が見られる季節を迎えました。
関根